日々の生活を快適にする知恵をご紹介!

ひと工夫で暮らしを快適に!

暮らしの知恵で生活を豊かにしよう

何となく漫然と日々を過ごしていませんか? 仕事と生活の場の往復ばかりで、家事は全てルーチンワーク。特別な楽しみもなく、貯蓄できるほどの余裕もなく、マンネリ化した毎日……。そんな日々でも、少しの工夫で楽しくイキイキとできるのです。

たとえば家事に取られている時間を毎日少しだけ短縮できれば、その分だけ本を読んだり音楽を聴いたりできるでしょう。30分でも早く寝られれば寝不足気味の生活が改善され、肌の調子が良くなるかもしれません。たとえばこれが女性であれば、結果として高価な化粧品が必要なくなり、ファッションや趣味のものなど、もっと他の部分にお金をかけられるようになります。

生活の知恵、最近では欧米風に「ライフハック」とも呼ばれますが、中には情報が錯綜して「根拠はどうなんだろう?」といったものも少なくありません。古来から伝わってきた知恵が単なる迷信でしかなかったり、実は科学的根拠のある理にかなった方法であったり、ということも決して珍しくはないでしょう。生活の知恵は常にアップデートされていて、古くからの知識でも、現代により即した形に更新されていきます。そしてまた新しい生活の知恵が生まれていきます。

暮らしのエキスパートになる必要はありません。私たちは日々の生活で、とてつもなく時間やお金を消費しています。その消費を生活の知恵を駆使することで節約し、趣味や休息の時間に充てることで、マンネリで退屈な毎日が驚くほど豊かになるのです。

お掃除+収納の工夫は基本

生活を工夫するうえで、まず真っ先に考えるべきなのはお掃除と収納に関する工夫でしょう。この2点は家のメンテナンスという点で非常に重要です。お掃除をしなければ家はどんどん汚れて住みづらくなっていきますし、生活していくうちにどうしても物は増えていきますから、収納の工夫は絶対に必要になる知識です。

お掃除用具も日々進化を遂げていますが、ちょっとした汚れなら古くからの知識が意外に役立つことがあります。例えば、使い終わったティーバッグなどは、消臭効果が高いために生ごみの匂いを消すのに効果的です。お酢はお料理だけではなく、その酸の効果でお掃除にも大活躍する調味料です。こうした知識を知っておくことで「何かのついでにちょっと掃除」が簡単にでき、日常の掃除を楽にすることができます。

また、収納は掃除にも関わる重要なポイントです。収納は使いづらければ後回しになりやすく、結果的にいつまでも片付かずどんどん汚れて……ということになりやすいもの。特に散らかりやすい衣類、本やCD・DVDなど趣味のコレクション、「そのうち片付けよう」と考えていたら取り返しのつかないことになるかもしれません。基本はよく使うものは取りやすい場所に、使わないものは奥に収納です。最近では本屋CDなどをあえて「見せる」収納にしてインテリアの一部として活用する上級者も。収納はこだわりを活かせるポイントにもなりますね。

インテリアの知恵でオシャレを演出

暮らしを豊かにするためには、住空間の環境をよくする工夫も不可欠です。都会で一人暮らしをしていると、予算の都合であまり広いお部屋は借りられなかったりもします。しかし、狭いお部屋でも環境が良ければ意外と気にならないものなのです。無駄なものは省き、使わないものは収納し、自分のこだわりたい部分には妥協しないことが成功のポイントです。

例えば、すっきりした室内に観葉植物を1つ奥だけでも、殺風景さがなくなりますし、お部屋の印象がぐっと良くなりますよね。ベランダでガーデニングを兼ねて野菜を育てれば、緑が豊かな風景を見られると共に、食費の節約にもなるでしょう。もちろん、季節で楽しめる花を育てることで、癒し効果を得ることもできます。他にも、家具や家電をモノトーンで統一することでクールな印象の部屋にすることができたり、オシャレな小物で演出することでカフェ風や北欧風のお部屋にすることも可能です。

最近では、100円ショップでも様々な収納やインテリアのアイテムが販売されていますし、自分でDIYができる資材を購入することができます。ホームセンターなどでは、資材を好きなサイズにカットするサービスなどもあり、正確性を要求される難しい部分はお任せして必要最低限のアイテムとスキルだけでも好みの手作り家具を作ることができます。こだわりたい方は、趣味を兼ねてチャレンジするのも良いですね。

節約は目標を持つとうまくいく

暮らしの知恵といえば、まずは節約を考える方も多いでしょう。特に光熱費の節約は死活問題といってもいいものです。例えばご飯をまとめて炊いて、あまりご飯を小分けにして冷凍しておく、といったことも立派な節約です。お風呂の際は半身浴にしてゆっくりとつかれば、リラックスもできて水道代も節約できるでしょう。携帯電話やインターネットの使い方を見直して、万が一の保証以外の使わないオプションを外しておくといったことも節約です。

ただし、節約は過剰にしすぎると疲れてしまうものです。たとえば頑張っても月に百円程度、年間通しても千円程度の節約にしかならないことに多大な労力を割くのは、費用対効果としては適切な節約とは言えないと思います冷暖房を節約した結果、熱中症や風邪で医者にかかってしまうと本末転倒です。。むやみやたらに節約をするのではなく「年間目標でこれくらい貯金をする」「何か月後に旅行をするのでそれまでに遊ぶお金を貯める」といった、長期的・短期的目標を設定しておくことで、我慢大会になることなく、前向きな節約をすることができるでしょう。

家族で住むマイホームはもちろん、たとえ賃貸のワンルームだったとしても、家は自分のお城なのです。暮らしを豊かにするための知恵をいくつも知っておくことで、毎日が少しずつ充実したものになっていきますよ。


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